コミュニケーション ストラテジスト

昔、LA系香港ボーイの同僚Jが、私にタイトルをつけてくれた。

パーソナルソーシャルコーディネーター

社交ライフをその人なりに楽しめるよう、東京イベントやら、個人企画などといろいろプライベートにカスタマイズしてコーディネートしてくれるからだ、という。なかなか気に入っていたが、なかなかソーシャライズする時間も気力もやや劣ってきたな、という感があった。笑)

そこで、最近よくいわれるのが

ストラテジック コミュニケーション コンサルタント
とか
コミュニケーション ストラテジスト

という肩書き。実際の仕事でも、こういった(俗にいうヨコモジタイトル)ばっかりなんだけど、それもあって、上の肩書きがよくしっくりくるような気がしてきた。マーケティングや広告をかじった仕事をしているので、イマドキのバズワードとしてもよく耳にする系のものだ。

何かっていうと、この混沌とした価値観や文化意識、世代ギャップが漂う中に、さらに大人になれない男女、バブルのノリでいきてきた人、加えて、なんちゃって外資系のドメスティックな人、究極のアメリカン思考の人、もともとマルチカルチャーな人、といったようなカオスのような人間関係で、相手に与える影響を考えてからコミュニケーションの仕方を考える、といったことらしい。

マルチカルチャー的な環境に置かれて、それを習得し、サバイバルした人にとっては当たり前のことなのかもしれないけれど、それを改めて客観的に、そして怒らずにふわっと「アドバイス」してあげる人(頼まれれば、だけど)って少ないらしい。どちらかに偏ってしまうこともあるし、言語で人格を切り替えるだけ、といった簡単なものでもないからだ。とはいえ、別に私自身がその達人である、というわけではない。むしろ他人のことになるとすべてが客観的にクリアに見えて、客観的にそしてなんだか母親的な寛容か気持ちでアドバイスできる、というだけなのかもしれない。

社会人になって3日めくらいに、仕事先の偉い社長さんとの雑談で、
「ま、所詮、どんな仕事だって、極めればヒト商売ですからね」
といった生意気な私。それにマジでびっくりしていた、そのK社長。

今になって思う、確かにね。40とか50近くになっても、それがわからない男性陣が世の中に多いこと、多いこと・・・。ふぅー。って、結局ぐちってしまったわ。しっけい。

by mikisnet | 2009-08-12 21:44 | 仕事  

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