In Her Shoes

靴は女性の象徴。憧れでもあり、そして、悩み・葛藤の象徴である。一世を風靡した「Sex and the city」でも、主人公は靴のコレクター。そんな靴をメタファーに、姉妹愛を美しく綴った元気の出るラブコメディ「In Her Shoes」の先行試写会へ行く。
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私には姉妹がいないが、女友達との友情と置き換えてストーリーを追っていっても面白い。28歳無職のキャメロンディアスと、弁護士バリバリの姉がそれぞれ自分に似合う「靴」を見つけていく、という過程を描く。

みんな強がって生きている、誰かが恋しい。寂しさを弱さを・・・紛らわせるために仕事に、恋愛に、そして誰かに夢中になるのだ。けれでも、本当に欲しいのは、形あるものじゃない。自分がよく分かっているが、素直になれない。「美しい靴は、足が痛くなる」「はきやすいけど、不恰好」本当に自分が求める靴はどちらなのか・・・。迷ったことのない女性なんてこの世界に皆無だと思う。

キャメロン・ディアスのすっぴんが微妙に痛々しく、年齢設定に無理があるのでは?と若干心配するが、そこは流石のNICE BODYでカバー。個人的に昔から姉役のToni Colletteが好きなので、応援する。周知のところでは、「About a Boy」の母親役等。個性的だが、ひたむきに不器用にがんばる役どころが、かわいい。

by mikisnet | 2005-10-30 23:31 | 映画/DVD/TV  

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