韓国を味わう in 銀座 ~伝統的宮廷料理との出会い~

焼肉にはどうしても「興奮」を覚えられない私にとって、近いようでいて遠い存在だった「韓国料理」。しかし今夜の「南漢亭」、との出会いによって、少し風向きが変わりそうだ。以前から「焼肉のない韓国料理」を探してはいたが、周囲は何かと肉好きが多いのであまり認めてはもらえない・・・そんな事をぼやいていたら、私の尊敬する上司(組織図的には同僚?)A氏が韓国国籍なのもあって、ヘルシー街道まっしぐらの韓国料理を紹介(ご馳走)してもらう運びとなったのだ。
「銀座 南漢亭」は、日本における韓国料理の権威であり料理研究家としても知られる趙重玉氏の手掛ける荻窪の「南漢亭」の姉妹店とのこと。オススメポイントは①野菜中心主義、②宮廷・富裕層向けという上品さとその伝統、③店のロケーション。

①なんといっても、野菜づくし。夜コースは7,500円から。これに肉(プルコギ)、魚をプラスしていくと、それぞれ9,000円、12,000円也。e0025789_1347410.jpg
少なめな量のベジ達が、斬新だが伝統的な食器に、次々に盛られて運ばれる。キムチ・ビビンバ等で見慣れているベジ達だが、その上品な辛さと「体によさげ」な味付けがたまらない。陰陽五行説に基づいた赤・白・黒・黄・青の料理は「コリアスタイルおせち料理」といったような鮮やかさと華やかさ!鶏に朝鮮人参やモチ米などを詰めスープで煮込むサムゲタンが、最後を飾り、お腹にもしっかりたまるので安心。

②ここで味わえるのは、李朝期に調えられ、富裕家庭に受け継がれてきたという伝統的宮廷料理。直接関係はないが、最近の韓流ブームにのって注目されている、NHK-BS2で放送中の「宮廷女官チャングムの誓い」(韓国ドラマ)で、宮廷料理の伝統美を堪能・学習してみるのも面白いかも。韓国の伝統酒である、どぶろく・濁り酒の「マッコリ」等もスタイリッシュなグラスとの調和がとてもキュート。

東京・銀座の交詢ビル。福沢諭吉が設立した会員制社交クラブ「交詢(こうじゅん)社」の拠点として知られるビル、らしい。いつの間にかリニューアル・リデザインされ、恐ろしいほどの存在感を放っていた。ゴージャス。明治以来日本の商業の中心としての「伝統」と「格式」を持ちつつ、なお進化を続ける銀座の「先進性」を表している、とのこと。空間の使い方が優雅、極まりない。バーニーズ ニューヨーク等をひっさげて、ダイニングエリアも高級の店揃え。さすが、銀座、だ。料理だけの費用対効果なら、荻窪店のほうがいいかもしれないが、個人的にはこのゴージャス感が一番魅力的かも♪

by mikisnet | 2005-07-27 23:27 | 食事全般  

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