新しい友達

神社オタクだ、と彼女は言う。設計図もなかった頃に建てられた古い民家の床下へ潜り、屋根裏を探り、現代の「定規」にあてて図面を引いていく。建築には、「旧」を捨てて、「新」を創出・・・というより開発していくベクトルと、「旧」にスポットライトをあてて、いかにリザーブするかというベクトルがあり、時には反発しあう思想のようだ。後者をこよなく愛す彼女は、今月9月からイタリアへ研究留学へ旅立つ予定だ。

私が彼女と知り合ったのは、自ら妹的存在として、照れてしまうくらいまっすぐに慕ってくれている友人Kを通じてだった。Kの留学時代の友人、ということでBachlorette Partyに連れてきてくれて、紹介された。そのとき交わした言葉と情報はA4紙1枚に収まってしまう程度であったので、いつかきちんと話してみたいね、ということで、今宵のDinnerをセットする。勝手に親近感を感じていたが、それはどうやら相互的なものだったようだ。笑)場所は自然茶房@恵比寿。
新しい友達_e0025789_10105633.jpg

オーダーを忘れて、延々と話す。話す。一つ一つの疑問を解いていくように。交わした情報はA4紙何十枚にもなるくらい。食事は健康そのものの食材で、費用対効果もGood.女のおしゃべり宴にはもってこい。

こうやって、人は繋がっていく。利害関係のない、人間として、女性(友人)として惹かれあっていく関係には純粋なエネルギーと新しい世界が生まれていく。やりたいことに向かって真っ直ぐ走っていく彼女にエールをおくりつつ、自分の身に渇を入れる。思えば、yukariさんを紹介してくれたものKちゃん。このように、「接点」となった友人には絶大なる感謝と敬意を忘れないようにしている。これが私のルールであり、信念である。本当にありがとう。そして、Mちゃん、イタリア前にKちゃん交えてまた語りましょ♪

by mikisnet | 2006-08-25 23:58 | 恵比寿ネタ(主に食事)  

<< 号泣、爆笑、ワイン、そしてカヤック カルジェルつながり >>