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久しぶりのNYと出会う in 新宿

東京のある一部の場所は、たまに「日本」ではないことが、よくある。例えば、広尾の「NATIONAL AZABU SUPERMARKET」、六本木ヒルズの「HEARTLAND」、「Virgin Cinema」、恵比寿の「Good Honest Grub」等など・・・。e0025789_1942089.jpgここ NY BAR と名づけられた新宿パークハイアット52階にある一所も、「日本」を忘れてしまう場所の代表格。本場アメリカからのジャズミュージシャンの演奏が惜しげもなく奏でられると、目下に広がる「東京夜景」も、なんだか違ったものに見えてくる。「東京」ではない、「TOKYO」だ。高級ホテルが続々と建築・開店する中でも、ココを特別にさせているのは、このバー(&グリル)の存在かもしれない。昨今では、「Lost in Translation」という映画の舞台となったことが、米国人の興味を倍増させているという。

先週金曜日、久しぶりにこの「NY」を訪れてみた。DCからの来客の最後の夜、ちょっとリッチに「TOKYO」を、ということで。お一人様、カバーチャージ2000円+サービス税10%、ドリンク1800円代~。手放ししてオススメしたいところだが、利益追求に走っているのか、混みすぎ具合とそれに付随するサービスの遅さが微妙にポイントを下げてしまった。それも含めてNYスタイル、ということで許すことにしよう・・・。

ちなみに、このバーでは、各国のParkHyatt特製のカクテルが用意されている。シトラス三昧の「ParkHyatt Sydney」をお試しあれ。

by mikisnet | 2005-07-25 18:53 | 食事全般  

これぞ下町、和の極み ~渋い伝統と酒を交わす~

「ジャパニーズフード」と言えば、「SUSHI」「TEMPURA」。肉好きであれば「SUKIYAKI」「KOBE BEEF」というところか。今や国際的にその名を馳せている日本食だが、私(達?)の愛する「和食」は、もっと奥・趣が深いのだ。ということで今回は、次のブレークを狙う渋い和食。「伝統の極み」をご紹介する。モダンに飽きた・疲れた人々や、薄っぺらい観光料理では興奮に欠けるという外国の方々などに、強くお薦めしたい。

1.ここは明治か・大正か? ~上野の伝統おでん、志んせい~
2.いやいや江戸からのコラーゲン。~浅草 駒形どぜう
3.どぜうの代わりにいれたのは?~神田のアンコウ鍋、いせ源
4.江戸は江戸でもこちらは親子 ~日本橋 玉ひで

1.昔情緒あふれる佇まいに、「おばちゃま」がカウンター越しにおでんの注文をとる。上野が「かなりホット」だったころの代表格か?おでんスープはなんとも透き通っていて、かつおだしがエレガントに効いている。これぞ日本の「だし」。e0025789_13211883.jpg大根、ちくわぶ、卵。狭い店内だからこそ、生まれる素朴な人と食の触れ合い。別にその時代を生きたわけではないが、「懐かしさ」をDNAの蠢きに感じながら、下町の珍味の楽しみ方も堪能できる。稲子の佃煮、海鼠(なまこ)、鯨、馬刺し。チャレンジャーな国際人にはうってつけのオモテナシではないだろうか。上野丸井の隣。Webでもヒット極少。・・・極めつけ隠れ家。

2.東京では5件しかないらしい「どぜう」屋。なんでも昔は「どぢやう」、「どじやう」と読んでいたそうな。1806年の江戸大火にて焼け果ててしまったことをもって、不吉な4文字から3文字にする試みがなされたそうな。そして「どぜう」。e0025789_16531475.jpg1801年創業から204年を迎えるこの店は、伝統・浅草のシンボル的存在。お薦めは①風情のある畳部屋。②生きたままの「どぜう」を拷問する?どぜうなべ。かなりグロテスクだが、味・伝統とともに話題性がその人気を呼んでいる。最近では、「コラーゲン」をアピール、「健康志向・美肌追求」コンセプトで女性客の獲得を狙う・・・。かなり日常離れした「伝統食」を楽しみたいチャレンジャーにはお薦め。英語圏の人に「Loach」という英語でいってもわかってもらえない。「鰻(eel)ワールドのホビット」とでも言っておこう。最後に、泥鰌の産卵方法は、かなり変わっているらしい・・・

3.「どぜう」、「見た目グロテスク系」つながりで・・・大正初期にお店の四代目が鮟鱇(あんこう)を入れた鍋料理の専門店に切り替えたという、元泥鰌や。今では「東京唯一」という存在感が、「神田」のオヤジイメージ・・もとい、伝統的イメージとともに人々の心を掴んでいる。お薦めは鮟鱇料理よりも、「素朴なサービス」とその佇まい。印象深かったのは①予約が不可で外で待たされたこと。②かなり早い時間に品切れだったこと。確か8時くらいに「あ、お客さん、鮟鱇きれてるよ~」って普通に言われていた隣の客。え、鮟鱇屋なのに・・・ちなみに、「東のあんこうに西のふぐ」、「海のフォアグラ(あんきも)」と代々呼ばれているくらい、美味で有名なことは周知の通り。

4.江戸は江戸でもこちらは、チキン。1760年創業という軍鶏専門の店。e0025789_17142364.jpg巷では「親子丼の旨い所」としてその名を留めている。そう、ここは「親子丼」の発祥の店でもある。
鶏料理を簡単に食べよう、とのことで、明治時代に考えられたらしい。親子丼もいいが、やはりお薦めは夜のコース。軍鶏鍋という、チキンの鍋。独特な鍋とスタイルに、ひたすら種々のパーツの鶏肉を投入していく。もちろん最後は、「親子丼」。鍋一人前、鳥料理2品で6800円から。箸置きや、専用コースタへのこだわりも要チェック。焼肉・しゃぶしゃぶといったビーフ派には物足りないかもしれないが、たまには「焼き鳥」以外の極上鶏づくしの宴も趣があったよいのでは?

by mikisnet | 2005-07-22 13:16 | 食事全般  

中華料理とカレーが出会ったら・・・~ネパールの味~

山好きでなくても、「ヒマラヤ山脈」や、「エベレスト山」は知っているはず。冬・雪嫌いの私にとって、積極的に出会うことのなかったキーワードだったが・・・数年前のある山男との出会いによって、この「雪の住みか」(「ヒマラヤ」のサンスクリット語での意味)と私をやんわりと、そしてしっかりと繋いでしまった。
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それでは、エベレスト登山ののお薦めは・・・といきたいところだが、そんなタイソウな経験(および気力)はさらさらない。しかし、大変お薦めしたいものがある。私とエベレストを結ぶ存在である、山男と、彼の愛する国、ネパールの料理だ。
ネパール料理と聞いて、何を連想するだろうか。きっと何も連想できない人が多いとみる。「あぁ、今日はネパール料理の気分♪」と思う人は極めて少ない。アジア系でみていくと、中国、インド、タイ、ベトナム、インドネシア、マレーシア、トルコ、イラン・・・。食べ物にうるさい人ならここまでは普通だろう。いつしか、そのランキング?のインドの次くらいにネパール料理がくるように、影ながら応援しつつ、今回のお薦めポイントを記したい。

1.中華料理と印度料理の出会い。
2.スパイス群の絶妙なハーモニー。
3.山の神を愛する心。「和」と通ず。

1.まず、ネパールはどこにあるか。インドと中国とお隣同士。だから料理もその両者の融合・結合が簡単にみてとれる。カレー・スパイスを中心とするシリーズ展開なので、インドに近いことは否めないが、そんな単純ではない。その代表格が「ももこ」。e0025789_18322192.jpgカレーを包んだ飲茶そのもの!そのネーミングの可愛さからも、どうしても口にしてしまう。
2.スパイシーフードは結構、「胃」にくる。が、このネパール料理はかなりヘルシー、胃の負担が意外と軽い。数え切れないほどの神々しいスパイス群の調和によって、辛いが何故かマイルドな出来なのだ。和食の 「だし」や、フランス料理の「ソース」に表現される、「調合・調和」が見事。
3.山を愛する、そして山の神を敬う。自然神を敬う日本の心と通じて、かなり親近感がある。
本場ネパールを味わうなら、是非「クンビラ(恵比寿)」へ。チャン(ネパールの甘酒?)と一緒に、味の世界最高峰を登っていただきたい。恵比寿のラブホ街に囲まれてしまったロケーションは痛々しいが、目をつぶって・・・。
個人的なお薦めは、①とりあえず、「マサラビール」。②酒の肴に「ももこ」、③ネパールと日本の融合、スパイスヘルシーキング。「豆腐パルンゴ」、④そろそろライスワイン、「チャン」、⑤やっぱりカレーでしょ、「ジャガイモと豆のカレー」。e0025789_1525986.jpg

最後に、媒体者である山男の話。彼はネパールを愛してやまない、九州男児。自らエベレスト登頂を目指す傍ら、ネパールにおける登山客の「荷物もち?」と「映像化」を手がける。その映像のは冬・雪嫌いの私をも、その気(登山する気)にさせるほどの超ド迫力と神々しさに満ちている。暑さでバテるこの夏に、「凍てつく寒さ」を感じられる、この映像を是非観てもらいたい。

ちなみに私は「自分で勝手に盛大に祝う誕生日会」の幹事であるが、そのPartyの「映像化」も彼にお願いしている。最高のBirthdayPresentだ。

by mikisnet | 2005-07-19 23:53 | 食事全般