Native Americanの踊りをみて

クリスマスの午後は、アルバカーキー近くにある幾つもの「プエブロ(インディアンのまち)」の中でも最大級の地区へ移動し、民族的な踊り(ショー、と化しているのかも)を鑑賞する。(※残念ながら、この地区での写真撮影は禁じられていたため、映像はなし)

実は、コロラドで学生をしていた彼と一緒に5~6年前にもニューメキシコの旅をしていたので、予備知識はあったものの、知れば知るほど、ネイティブアメリカン(日本ではインディアン、アメリカ原住民ともいうのかしら)と、現代文化の関係及び歴史に深い興味を覚えざるを得ない自分がいる。「インディアン居住区」[Indian Reservation]・・・アメリカであってアメリカで無い土地、といわれてる場所。ここで、学んだこと。

1.インディアンの街(プエブロ)内には、独自の政府・法律があり、独自の警察がいる
  →アメリカ連邦法との関係は要調査だが。
2.ネバダ州以外国内で禁止されているカジノも、このインディアン居住区ではOK
  →連邦政府が彼の自治権を尊重し、認める形になったとか。貧困救済処置の役割
    を担っている。最近はその収益を民族の生き残りのために「大学への教育費」へ
   あてたりと効果的に活用するケースが増えてるとか。
3.アメリカ国内での社会的地位は低く、まだまだ未解決課題が山積みである

ところで、彼の文化の中でも比較的なじみのあるのが、「ターコイズブルー」、「シルバー」等のジュエリ文化ではないか。居住区の女性陣が、すごくゴージャスなターコイズジュエリーを身につけている様子に、異文化共存への課題の根深さとともに、尊敬の念を抱いた私であった。

参考)財)自治体国際化協会 CLAIR REPORT NUMBER 096

by mikisnet | 2005-12-25 18:40 | ニューメキシコ  

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