久々の英語プレゼン

パーティ・外食三昧のハッピーライフ、だけではないので(笑)、たまには仕事の話。急遽欧米から来た会社へのプレゼン&通訳を担当することになり、大忙し。前職とは異なり、現職はかなり「ドメスティック色」の強い会社なので、当然このようなタスクは担当や組織の壁をゆうに乗り越えてやってくる。組織違いで管轄違い、ということで今回は完全に通訳に徹すればいいものの、コンサル魂の私はどうしてもそれ以上を(自分に)課して求めてしまい、自分を追い込むこと、しばしば。以前就職活動のときに「秘書」や「通訳」に不向きといわれたのも、このことだろう。それらは決して「自分の意見を言ってはいけない職業」らしいので・・・。

結果は予想以上に相手が興味を示し、夕刻に始まった会議も接待返上で3時間以上の長丁場となる。単純に計算しても3倍は1人で話しまくって、疲れたこと、疲れたこと。でも、英語環境下だと、言いたいことが比較的ダイレクト・ストレートにいえて、その件とは関係ないストレスまで発散でき、ちょこっと満足する。日本企業側として出席するこういった会議の度に思うけれど、やはりまだまだ甘いし、必要以上に複雑な日本企業のビジネス環境。シンガポールはもちろん、中国や韓国にアジアのハブをとられていくのも、わかる気がした。「国家の品格」を読んだ後だけに、複雑な思いを胸に抱えてしまったのだった・・・。

by mikisnet | 2006-02-22 10:42 | その他  

<< りん@恵比寿 国家の品格 >>