最悪な夜

12月17日は私たちの婚約記念日。クリスマスのプレ祝いを兼ねて、1周年記念ディナー。まずは自宅でシャンパンを空け、昨年OPENした西麻布のビストロに挑戦する。「ひっそりとした民家で、最高級の味、最高のワインセレクションが味わえる大人の店」というのがマスコミでの話題。最高の夜を迎えるはずだった・・・




マスコミ有名店の弊害なのだろうか。全般的に「心」がなく、「数をこなしている」高圧的な雰囲気。温かみのある店内も胡散臭くみえてくる。味は確かに良いのだが(これくらいのよさはどこにでもある)、メニューの説明も不十分。私はメインが全く予想しなかったもので、がっかり。また、何よりも、食事後に階下のシガーバーへ少しだけ移りたいと頼んでみたら、「ご予約をいただいてないと・・・・」とか「ご予約のお客様がすぐこられますので・・・」とかハッキリしない。結局30分くらいたってもその「方々」は無論現れず。「残りのワインを飲み終わる15分だけでも」と頼んでもなぜかNG、というより取り合わない。その後も営業スマイルでそれなりの「サービス」を提供するのだが、なんか噛み合わない。クリスマス前の多忙期だからかな、といっても空きテーブルはちらほら。うーん、たまたまかもしれないが、どうやらココとは愛称があわないみたい。

実は、この店に決める前に、関連する広尾の有名店に予約を入れていた。それが急に、クリスマススペシャルメニューじゃなきゃ駄目だとか、貸切パーティが入ったから、だとかよくわからない理由をまくしたてられて、一方的にキャンセルされたのだ。

さらに追い討ちをかけるようにして、拾ったタクシーが「加齢臭とタバコ臭地獄」で臭いこと、臭いこと!ハンカチで口を押さえて息をしても、失神しそうになるくらいだった。

こんなことなら、おとなしく、いつものポブイユかailaにしておけば良かった~。私にとって、フレンチは恵比寿が一番だわ。

by mikisnet | 2006-12-16 19:53 | 食事全般  

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