腰筋を鍛える

「和を学ぶ」レッスン、本日は「立ち居振る舞い」編。主には、着物を着たときの佇まい全般。姿勢、歩き方、畳の常識、襖の開け閉め、お盆や扇子の使い方、間の取り方、挨拶の仕方、お茶の出し方などなど。昔から、「パレエ習ってるの?」と必ずいわれるほど、姿勢のよさは定評な私だが、それはあくまで「洋的」の振る舞いでのこと・・・のようだ。本日の2~3時間のレッスンでは、なれない「腰筋」(帯の下くらいのところ)を使ったためか、ともかく疲れる疲れる。姿勢も腰から鍛えなおさないと駄目だわね・・・。

とはいえ、師匠(?)が持つ、(京都時代に柄から色から全てオーダーメード)着物などを眺めたり、その出来る様子を学んだり、舞妓のナマライフ・着物事情を直に聞けるのはかなり貴重な経験。前日に今度出版する本の表紙撮影があったらしく、高価な着物がズラリ。東京にいながらに、別次元ともいえる空間にいるのが、とても新鮮かつ心地よい。次回からついに着付け講習スタート。気合がはいるわ。(※GWには、京都で舞妓体験、すでに予約済みだし♪)
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ちなみに、日本文化全般、特に「道」がつくものなどに汎用的にあてはまるスタイルとして、「真」「行」「草」の3つが根本にあるという。(書道だけはちゃんと嗜んだ)私の場合、「書体」で考えるとわかりやすい。和室や、空間の作りかた、スタイル全般に関してもこの3つのカテゴリがあるみたい。簡単にいうと、「真」は「正式・正当」、「草」は「正式なものを風雅に崩して自由に楽しむ(レストラン金田中 草のぐるなびサイトより)」、「行」はその中間・・・みたいな感覚だろうか。場合によっては、「格」や「位」の違いと解することもあるようだ。こういう視点で自分の振る舞い・言動も考えていかねばならない、と思った。

by mikisnet | 2007-02-18 15:46 | 日本文化  

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