初。茶道稽古

日本文化の勉強もかれこれ山場に入ってきた。今日はその、代名詞ともいえる「茶道」の稽古を終えてきた。お茶会、お茶時を想定してということで、グループ稽古だ。通常の先生と、私と他3名の生徒さんに加え、一級建築士本業の「茶道の先生」も加わった。わが母に、それなりの嗜みがあるとはいえ、私個人がこうして「正式に」習うのは初めてだ。

そんな「ど素人」相手にも、正論はもちろん、現実的・実利的なエピソードなどをたくさん教えていただき、かなり楽しめた。もともと男の嗜みであった「茶道」だが、とりわけ現代においては「花嫁修業的」なフェミニンな印象があるわよね。と、そんな現代における茶道の伝承のあり方、課題などの討議もあり。ところで、先生いわく、男性で茶道をする方の職業No1は、建築家であるとか、ないとか。美意識ってやっぱり「そっち」に向かうのかしら・・・。

とにもかくにも、この3時間。大変勉強になりました。ご一緒させて頂いた女性陣もとっても魅力的で、ひさびさの「邂逅の興奮」を得た気がする。茶道でよく掲げられる禅語の、「一期一会」の文字が強く焼きついたお稽古だった。

by mikisnet | 2007-05-12 17:48 | 日本文化  

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