裁判員制度

一応、法学部なので、このあたりはいわゆる「一般人」よりも意識を高くもってないと・・・ということで、最近本をよみあさってる。なかでも、「読売新聞社会部裁判員制度取材班」が出している、「これ一冊で裁判員制度がわかる」は、ひととおりの流れが簡単にわかって、よい。他、この制度が抱える問題点や課題などは別途いろんな本が主張しているので、あわせてよむとよいだろう。

「日本独自のものができた」というので賛美の声があるものの、その受け皿的な社会制度や、企業文化などのことまで考えられていないのが事実・・・。実際、アンテナの高い知人達の間でも意外の知らない人のほうが多かったりする。わかるけど、「会社そんなに休めないよ」「本音をいえば選ばれたくない」という人が多いと思う。司法参加の権利、と、本気で「意気込んでいる」人ってどれくらいいるんだろう。守秘義務って本当に一生守れるだろうか・・・ってほうがちょっと心配・・・。たかがくじ引き、されどくじ引き・・・。

by mikisnet | 2009-01-26 21:01 | ひとりごと  

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